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SEA OTTER CLASSIC

「円熟のデュオ、2010年紀尾井ホール・ライブ盤!」


ヴァイオリン・リサイタル2010
藤原浜雄(ヴァイオリン)&三上桂子(ピアノ)

税込\4,200  ソナーレ・レーベル1005-6



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●試聴コーナー●

チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出より 「メロディ」冒頭
MP3/1.3MB 


ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 「クロイツェル」より 第3楽章冒頭
MP3/1.4MB 


●曲目●

DISC1
 クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
 リスト:二重奏曲(ソナタ)嬰ハ短調(ショパン/マズルカ 作品6-2による)
 チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出 作品42

DISC2
 新実徳英:ソニトゥス・ヴィターリスW
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47 「クロイツェル」
 ショパン〜ミルシテイン:ノクターン 嬰ハ短調 遺作
 クライスラー:中国の太鼓


●演奏●

藤原 浜雄 (ヴァイオリン)
三上 桂子 (ピアノ)


●録音データ●

2010年11月17日/東京・紀尾井ホール


●SEA OTTER'S REVIEW●

   読売日本交響楽団のソロ・コンサートマスターを20年近く務める藤原氏の最新ライブ・アルバム。クライスラーやチャイコフスキーの小品から邦人作品、そしてヴァイオリン・ソナタの最高峰”クロイツェル”まで、幅広いメニューを聴かせる。またリストの青年期の作である二重奏曲はショパンのマズルカを原曲とした即興風ファンタジーで、殆ど演奏会でお目にかかることのない珍しい作品。藤原氏の冴え渡る技巧と集中力から発せられる熱は、より一層の深みを伴って健在ぶりを示している。また藤原氏のトレードマークとも言えるエッジの効いた明晰な音色も十分に堪能できる。
   ピアノを担当するのは長年連れ添ってこられた夫人の三上氏。お互いを信頼しあえばこその息の合ったアンサンブルだ。特に、もう何度もこのコンビで演奏を重ねたであろうクロイツェルは今まさに”旬”の演奏。この演奏がきちんと形として録音に残ったことは音楽ファンにとって大きな喜びである。対照的に、その二人でさえ今季始めてプログラムに乗せたというリスト作品は、気迫あふれる駆け引きが聞き物。自ら初演を行った新実作品、そしてチャイコフスキーの名曲も円熟の名にふさわしい深い演奏。
   当ディスクは2011年7月20日付けの毎日新聞夕刊「今月の3枚」で紹介された。最後の2曲のアンコールまで聴き手を惹きつけてやまない充実のライブ盤!
   





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